Serious Eats は、2006年にエド・レヴィン(Ed Levine)氏によって創設された、料理ファン向けの高品質なフード&ドリンクメディアです。プロの料理人や料理科学者、ジャーナリストなどによるレシピ開発、調理科学の解説、キッチン用品レビュー、世界各地の食文化に関する特集記事など、実践的で深掘りされたコンテンツを特徴としています。
(Serious Eats / Rochelle Bilow)
350平方フィートの地下アパートに住み、頻繁に料理をする筆者が、1,000平方フィート以上に対応する6段階の空気清浄機「Rabbit A3」を導入した体験談です。空気の湿気やカビ臭を懸念して選んだこの機種は、最終フィルターを用途に合わせてカスタマイズ可能で、筆者は料理のにおい対策として「消臭フィルター」を選択。1年間使用して非常に満足しており、「もっと早く導入すべきだった」と感じているとのことです。
空気清浄機の仕組みとRabbit A3の特徴
空気清浄機は、においやアレルゲン、ウイルスなどの不純物を内部のフィルターで取り除く仕組みで、フィルターが飽和しないよう定期的な交換が必要です。Rabbit A3は6層のフィルターを備え、使用後には室内の空気の質が大きく改善されたと感じています。
A3の6つのフィルター構成:
- プレフィルター:ペットの毛やホコリ、花粉など大きな粒子を捕集。再利用可能で掃除機や水洗いで清掃可能。
- 中間フィルター:プレフィルターをすり抜けた大きな粒子をさらに捕集。年1回の交換が推奨。
- 活性炭フィルター:多孔質な炭で構成され、料理やペット、洗剤のにおいなどを吸着。
- HEPAフィルター:ウイルスを含む非常に小さな粒子(0.1ミクロンまで)を捕集。高性能な空気清浄機には必須。
- カスタムフィルター:用途に応じて選択可能(消臭、ペットアレルゲン対策、毒素除去、菌防御など)。
- マイナスイオン機能(フィルターではない):空中の粒子にイオンを付着させて重くし、フィルターや掃除機で除去しやすくする。
このように、Rabbit A3は多層フィルターと機能の組み合わせで、高い空気清浄効果を発揮します。
空気清浄機はキッチンのにおいに効く?
多くの空気清浄機は料理のにおいを軽減できますが、「完全に消したい」場合は活性炭フィルター付きの製品が必要です。理想的なキッチン用空気清浄機は、ホコリや毛を捕えるプレフィルター、健康被害の原因を除去するHEPAフィルター、そしてにおい対策用の活性炭フィルターを備えています。
Rabbit Air社のカスタマーサービス担当、オリビア・ラヤ氏によれば、活性炭は非常に多孔質で炭素含有量が高く、広い内部表面積を持っており、におい成分を電気的吸着または化学吸着によって除去します。
Rabbit Air A3の「消臭フィルター」はどう違う?
A3には標準で活性炭ペレットを詰めた活性炭フィルターが付属しており、料理のにおいを効果的に吸収します。さらに「消臭フィルター」は、活性炭が繊維に直接織り込まれており、既存の活性炭フィルターとダブルでにおいを除去します。特に煙や強い家庭内のにおいに対して効果的です。
結論:Rabbit A3 空気清浄機はおすすめできる?
Rabbit A3は特に料理のにおい対策に効果的な空気清浄機で、消臭フィルターを選べばさらに効果的です。筆者は1年間24時間稼働させていますが、部屋が昨晩の夕食のにおいで残ることは一度もありませんでした。
設置後すぐに効果が感じられ、たとえば豆腐カレーを調理した際も、A3は自動で動作を強め、調理後には静音モードに戻りました。翌朝にはにおいが完全に消えていたとのことです。
また、カナダの山火事による空気汚染がひどかった夏にも活躍。フィルターは半年間持続し、交換時期はアプリや本体の赤いランプで知らせてくれます。
自動モードでは、空気中のにおいや汚染物質を感知して自動で風量を調整。普段は静音レベルで動作しています。
設置は床置きでも壁掛けでも可能で、デザインも部屋になじむスタイリッシュさがあります。筆者は「今後どこに引っ越しても持っていくつもり」と述べており、非常に満足している様子です。
今回紹介されたA3空気清浄機はRabbit Air Japanのウェブサイトからご購入いただけます。
引用元:Rabbit Air Purifier A3 Review: Best Air Purifier for Kitchen Smells